食べ物をサイコロ状に切り取って並べた、アート作品のポスター。
何だかよく分からない魅力があります。
Source: Lernert & Sander — Cubes
「日本の博覧会」というムック本に掲載されているという、1920年から1940年代にかけての博覧会のPRポスターがPink Tentacleにアップされています。当時の世相を反映して、軍事的な催し物が多いのが分かります。
その中でもひときわ目を惹くのが「国際温泉観光博」のポスター。
女神らしき女性の持っている水晶から別府に向けて光が射し込んでいて、その傍らには、勝新太郎のような厳つい野郎が佇んでいるという神々しいイラストが描かれています。ぶっ飛びすぎていて「国際温泉観光博」の文字がなければ何のポスターなのか全く分からないのですが、当時は、こんなポスターでもPRになったのでしょうか?
この時代の映画のポスターには、創造力を膨らませるパワーがあります。その為、いざ映画本編を観ると「・・・あれ?」ということもしばしば。